寡黙な発想屋。ナガマツです。
全豪オープンテニス素晴らしかったですね。大坂なおみ選手とクビトバ選手の熱烈なファイトに本当に魂が揺さぶられました。
我が家ではその日おでんパーティーの真っ最中。招待していたじいちゃん、ばあちゃん、私と妻と娘、五人で熱いおでんにハフハフしながら、二人の選手の一挙手一投足に固唾を吞みこみ、おでんも飲みこみアツアツしました。
熱戦の末、大坂選手の優勝が決まるとブハブハと大喜び。
中でも飛び上がって興奮してサンバのリズムで小躍りして、母ちゃんに叱られながらも、一番大喜びしたのが七歳の娘。
それは、もう、自分が優勝したかのようなハシャギぶり。いや、本当に気持ちの良い、涙が出るほどに素晴らしい試合でした。
表彰台にあがる大阪選手を羨望の眼差しで見つめる娘を見ながら、この時代に大坂選手がいてくれて良かった。つくづく、そう思いました。
インタビューに答える彼女は、全ての人、全ての時間、に感謝の言葉を述べます。日本語で話してくださいという記者の言葉に、苦手な日本語で話すよりも、言いたいことがちゃんと伝わる英語で話したい。そう言って相手のクビトバ選手への感謝と敬意の言葉を表します。
全米オープンの時にも感じたのですが例え英語であろうとも日本語であろうとも彼女の人間としての美しい言葉は万人に伝わります。本当にチャーミングな人です。
憧れのヒーロー、ヒロイン。なりたい人。お手本になるような存在。子供たちにとっては絶対に必要なのだとつくづく思いました。
今朝も通ってるスィミングスクールの進級テストが今日から始まる娘がぼそりと「でも、テスト受けても受からないに決まってる…」そう呟きました。自信がないのでしょう。
「大坂なおみ選手なら絶対そんなこと言わないぞ!頑張れ!」
お前が頑張れ!そう言いたくなるような私ですが、それでも娘にそう言うと
神妙そうな顔をする娘。今日も休みもせず学校帰りにスイミングスクールに出かけたようです。
大坂選手。ありがとうございます。
全世界の子どもを育てている親たちがどれだけ彼女の頑張りに感謝しているんだろう?そんな事思いました。