明石さん漫画

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明石真理子のイチオシカレーは「おこさまカレー」

明石真理子

おこさまカレーは辛くないけど本格的な味!

おこさまカレーは昨年末に誕生した今一押しのカレーです。
以前、事務所の前でカフェをしていた時に、よくお客様にたずねられたことは、「このなかで一番辛くないものはどれ?」。
本格的な味だけど辛くないものをお子さんに食べてもらいたい、というママ達がたくさんいらっしゃったんですよね。 当時はキーマキッズカレーという、こちらもこだわりにこだわった本格カレーがありました。そちらは甘いのですが、ピリリと辛さがあったので、小さなお子様にはちょっと無理かなぁと勧めるのを躊躇してしまうんです。

夏休み企画のキッズフェスタに出店したのを機に、「やっぱり小さなお子様でも食べられるカレーが要る!開発しよう!!」ということで、関原さん主導の元、辛くないカレー作りがスタート。 もちろん欧風カレーやトマトカレーと同じように10時間煮込んだ自家製ブイヨンは外せなかったのですが、何よりスパイスの配合が難しい。
辛くないカレーとは何ぞや…と思いながら、最終的に何度も試作を繰り返しました。 具材もお子様が一口で口に入れることができ、かつ煮崩れてしまわない大きさのためにいろんなサイズのジャガイモで試作する日々。

お子様カレー

 

そうして最終的にスパイスの配合が違う2種のカレーが出来上がりました。

製造スタッフの私としてはどちらも美味しかったのですが、2種類出すわけにはいきません。そこでスタッフ全員で試食&投票。しかし票が割れる。。。

こうなったらやはり子供に聞くのが一番!ということになり、パートさんのお子さんやお孫さんに食べていただき、2度にわたる総選挙が行われました。
大人の意見と子供の意見ってやっぱり全然違うんですよね!忖度とかないですし。なるほどそう感じるのか…!と返ってきた意見を参考にしながら、最終的に皆さんのおかげでおこさまカレーが出来上がったのです。 何度も言いますが、なんといっても10時間煮込んだブイヨンを使ったカレーをおうちで作るのって大変ですよね。 明石なら絶対に作りません。
辛くないけど本格派の手作り。元々辛いのが苦手な私のお気に入りのカレーです。オムカレーにアレンジしたりして楽しんでいます。

田ぐり庵の「美味しさは愛」の心を込めて作ったカレーは、お子様はもちろん辛いのがあまり得意でない方にも自信をもっておすすめします!

ほぼトマトのトマトカレー!

トマトカレー、と聞くと皆さんどのくらいのトマトが入っていると想像されるでしょう? トマトカレー製造担当の目線から、トマトカレーについてもご紹介させてもらいたいのです!

カレーを作り早数年…いまだに一番難しいと感じるのがトマトカレー。 とにかくたくさんのトマトを使って作るのですが、計算してみたところなんと1食に150gのトマトを使っていることが分かりました。
弊社のトマトカレーは180g………ほぼトマトです!!!煮詰めるので実際の割合的にはもうちょっと他のものも入るのですが…びっくりですね。
さて、そんなトマトカレー、イタリア産のトマト缶を使用しています。
生トマトの方がいいんじゃじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。いえ、生のトマトではあの美味しさは出ないのです。トマトのパスタソースを作るのと同じ原理です。
トマトカレー
また、トマト缶ならどれでもいいというわけではありません。トマト缶のブランドによっても味が大きく左右されるため、開発の際に指定された高級なトマト缶を使います。
製造の一番のポイントはトマトを炒めるところ。
火加減を調整しながら炒めて炒めて炒めぬいてこれだ!というところまで行ったらOK。他にもフライパンで焼いてうまみを凝縮させた鶏むね肉や煮込み用にとっておいたトマト、厳選されたスパイスと一緒に煮込んで出来上がります。具材は粗くミキサーにかけるので パッと見た感じはただのペーストに見えますが、お肉やお野菜はしっかり入っています。
トマトカレー

そして、煮込みの際に製造最大の難関が訪れます。
粘度が高いゆえに煮込み中にはねるのです。それも鍋の中で少々はねるのではなくコンロの向こうの壁、30センチ以上先まで飛ぶのです。そのはねる様はまるで血の池地獄(別府の地獄めぐり、ぜひ一度行かれてください)。本物よりもぼこぼこしていますし、少しでもかかれば火傷は必至です。しかし、そうやって煮込んだカレーはほんとに美味しい。

また、トマトカレーといえば、弊社でお出ししているレトルトカレーの中で一番ヘルシーというのも見どころ。トマトが美容と健康に抜群の食材というのは周知の事実ですが、お肉についても、 他のカレーは鶏ももや牛、豚もも肉を使っているのですが、鶏むね肉を使うことでヘルシーで美味しいながらもたんぱく質をしっかりとれるよう工夫が凝らされています。

そして10時間煮込んだ自家製ブイヨンで味に妥協はありません(何度も強調してすいません)。スパイス効果で辛味もあるので、味変でチーズをのせるのもおすすめです。

アレンジと言えばトマトカレーは他カレーと比較してもアレンジ無限大! パスタやドリア、ロールキャベツや鍋のベースにしたり、炒飯の隠し味にもできるので自分だけのアレンジもぜひ模索していただきたいです!

ブイヨンから作るの?!欧風カレー作りのカルチャーショック

さて、弊社こだわりのブイヨンの話をさせてください。

おこさまカレーの際にも触れていますが、弊社ブイヨン、手作りなのです。最初それを知ったときには弁当屋がブイヨンを10時間煮込んで作るの?めったに出ないカレーのために???と、はてなでいっぱい。そもそもブイヨンってどうやってつくるの?長く煮込むの?くらいの知識でした。
当時、明石にとって弊社のカレーは(まだレトルトを作っていなかったので)イベントやご要望のあるときにだけ作成されるほっぺたが落ちるくらいおいしい幻のカレー!というものでした。完全に食べる側ですね。明石、入社当初は事務専任だったので…笑
そんなお気楽な状態から一転。製造としてキッチンに入ることになって仰天しました。明石でも入るのではないかというくらいのサイズの寸胴鍋にいろいろな野菜、骨……。ブイヨンってこんなにいろいろ入っているの!?と。そしてそれを、水をつぎ足しながらずっと煮込むのです。10時間煮込んだ後、完成したブイヨンは一晩冷ましてから仕分けします。
骨や香味野菜はもうくたくた…一度にできるブイヨンは欧風カレー2回分。
あっという間になくなってしまいますが、このブイヨンが弊社のおいしいカレーを支えているのです。

カピを訪ねて三千里?!

「カピ」。皆さん何のことかわかりますか?

明石もタイカレーを作るまで存在を知りませんでした。簡単に言うと、発酵させたエビのペーストです。東南アジアの調味料の1種です。

弊社タイカレーはココナッツミルクやナンプラー、そしてこのカピを使って、タイに住んでいた人も唸らせるほど本格的なものになっているのですが、いかんせんこの仕入れが非常にネックになるのです。一応ネット上では流通しているのですが、明石がアナログ派ということもあり実店舗でちゃんと流通経路を確保しておきたい。特に一度限りでなく使い続けるものでもあるので、そこはマストだったのです。

福岡はアジアとのつながりが深い街。ハラルフードやアジアンマーケットなど、アジアの食材も流通している方ではあると思うのですが、このシュリンプペーストは何度か購入する店を変えました。

特にここ数年の社会情勢もあり、仕入れされなくなったり、取り扱い商品が変わったり。おかげさまで一度本当に手に入れる手段がなくなり困り果てたことがあります。

業務用のスーパー、ネットで出てくる現地の方が運営している飲食店に片っ端から電話をかけます。明石は英語もベトナム語もタイ語も話せません。日本語で尋ねるしかないのですが、電話先のかたは結構な確率で日本語が通じない!(笑)

「日本語わかりません!」ときれいな日本語で何度言われたことか…もう笑うしかなく、日本語が何とか通じるお店の方に、「どこか取り扱いがありそうな場所を知りませんか?…」と、電話先で助けを求めるような状態でした。

一度どこでも買えず、天神のど真ん中でアジア料理をしているレストランからカピを都合していただいた時には、本当に「人って温かいっ」と泣く思いでした。

その後、明石が学生時代にバイトしていた中華料理店の隣がハラルフードのお店だったことをふと思い出し、行ってみたら取り扱いがあったという落ちだったのですが、現在その店も不安定な取り扱いになり、別の店を新たに探し…とカピを探す旅は現在も続いています。そんな食材探しが一苦労のタイカレーは他のスタッフも熱く語っている通り、日本にいながら本当にタイに旅行したような、タイの風を感じることができる一品です。

ぜひ一度ご賞味くださいませ!(明石の苦労も労いながら。笑)

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お子様カレー

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