
田ぐり庵カレーの特徴
田ぐり庵のカレーは、手間暇かけたこだわりのレシピで、香り高いスパイスとこだわりのブイヨンを使用した、深みとコクのある本格的な味わいが特徴です。
カレー好きが高じて試行錯誤を重ね、数年の歳月をかけて完成したこのカレーは、家庭で楽しめるレトルトカレーとしても提供していますが、その美味しさはまさにレストラン品質。
田ぐり庵のカレーシリーズは、欧風ビーフ、インドチキン、タイポーク、トマト、そしておこさまカレーの5種類。
それぞれに異なる文化の香りと風味が広がり、スパイスを絶妙に組み合わせた一皿となっています。
どれも手作りのブイヨンや、厳選されたスパイスを使い、食べた瞬間に思わず笑顔がこぼれるような味わいです。
田ぐり庵のカレーは、ただのカレーではない、ひと工夫もふた工夫も加えた、食べ応えがありながらも、誰にでも親しみやすい本物のカレーを提供しています。
手間を惜しまない
こだわりのレシピ
田ぐり庵のカレーは、手作りのブイヨンや新鮮な野菜、果物を使い、じっくり煮込むことで、深いコクと旨味を引き出しています。スパイスの配合にもこだわり、香り高いカレー粉を厳選し、何度も試作を重ねて完成したレシピです。
本格的な味わいを
家庭で楽しめる
レトルトカレーとして販売されていますが、レストラン品質を実現しており、家庭で簡単に本格的な味を楽しめます。各カレーは、スパイスと具材のバランスが絶妙で、食べる度に異なる魅力を感じることができます。
多彩な
ラインアップ
田ぐり庵のカレーは、欧風ビーフ、インドチキン、タイポーク、トマト、そしておこさまカレーの5種類のバリエーションを提供しています。
それぞれのカレーが異なる文化や風味を楽しませてくれるので、家族全員が満足できる一品です。
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田ぐりカレー誕生秘話
レシピ開発者関原による華麗⁈加齢⁈なる物語
開発の始まりと初期の挑戦
「どこにも負けない田ぐりカレーを作ってほしい!」 長井社長のこの一言が、カレー開発のスタートを切りました。 田ぐり庵の創業者である長井社長は、美味しいものが大好きなグルメで、特にカレーが大好きでした。
最初はイタリアンの修行を積んだシェフが試作を繰り返しましたが、長井社長のOKが出ませんでした。 そうこうしているうちに、田ぐり庵創業から1年が経ち、「待っていてもダメだ!打って出る!」 と「お弁当革命宣言」をし、お弁当を作って外に販売に出るというお弁当屋を始めました。
その結果、カレー開発は立ち消えになってしまったそうです。
新たな挑戦の始まり
そして、あれは2004年、岩田屋が新岩田屋としてスタートしたときのことです。 我らが田ぐり庵は、岩田屋本館のB1Fのクッキングライブコーナーのプロデュースを任されました。その頃、長井社長が再度声をあげました。 「幻のカレーを開発せよ!」 もともとカレーが大好きで、よくカレーをみんなの賄いに作っていた私に、白羽の矢が立ったのでした。
カレー好きと言いましても、ルーを使ったカレーしか作ったことがない。小学校の家庭科で一度だけカレー粉でカレーを作りましたが、不味かった思い出しかありません。さあ、どうする?
日々の試行錯誤とカレーの旅
田ぐり庵の図書コーナーにはカレー関連の本がずらりと並んでいました。まずは本を読み漁り、それから福岡で美味しいと言われているカレー屋さんを全部食べ歩きました。 そして、「とりあえず作ってみないと始まらない!」ということで、毎日毎日カレーを作ることに決めました。 これで完成とは思わず、食べてみた感想や意見をいろんなグルメの方に聞きたい!と思い立ち、片っ端から連絡を取ってカレーを試食してもらいながら情報を集めました。
まず、当時JR九州の営業部長だった唐池さん(現九州観光機構会長)に試食を依頼し、カレーのアポがOKに!
唐池さんは無二のカレー好きだったため、カレーでなかったらアポが取れなかったと思います。
「キミ、度胸あるね~~カレー持ってきて試食しろって普通の人はできないよね」と言われました。確かに。
カレーは普通に美味しいけれど、僕の推しカレーはね、と3件教えてくれました。
No.1は門司港にあるカレー屋さん。
2番目は博多駅構内にある「印度カレー」。ここはすぐに食べに行きました。
特筆すべきは3番目の「古奈屋」東京巣鴨にあるうどん屋で、ここのカレーうどんが絶品とのこと。
カレーうどんで美味しいと思ったことがなかった私には、「古奈屋」の話が一番印象的でした。
それから、石村萬盛堂の2代目故石村社長にもカレーを持って話しに行きました。
お好きなカレーは「ロイヤルホスト」のジャワビーフカレーとのことで、「参考にしてごらん」と言われ、改めて食べてみて、なるほど食べやすくて万人受けしそうだと感じました。
その後、当時RKB福岡の副社長だった中村さんにカレーを食べてもらいましたが、「大したことないね」と言われてしまいました。
東京の資生堂パーラーのカレーを食べてごらんと言われたので、カレーを研究しに東京へ行くことに決めました!
長井社長を筆頭にカレー部隊が出動し、資生堂パーラー、中村屋などの老舗カレー店から話題のカレー屋さん、そしてカレーうどんの古奈屋にも行きました。(古奈屋のカレーうどんには感動しました!)
カレーのパワーってすごいと思います。
福岡の名だたる会社の社長さん達とカレーの話でアポが取れるんですから。
さすが国民食ですね。
試行錯誤から生まれた至極の一皿
さて、本での研究、実際に食べての研究を経て、もう後は試行錯誤するしかありませんでした。
半年ほど、ほぼ毎日カレーを作り続けました。幸い、スタッフ全員がカレー好きで、毎日試食をしながら喜んで食べてくれました。
あの焦げ茶色はどうやったら出るのか?玉ねぎを飴色に炒めるのですが、そこまで茶色くならないのです。長崎に本店があるフレンチの名門「和田門」は黒カレーで有名だったので、長井社長が電話して「あの黒さの秘密は何ですか?」と問い合わせてくれましたが、
「企業秘密でして、、、」と、当たり前ですが教えてもらえず。
そこで、イカ墨を入れてみたところ、すごい緑黒みたいな色になってしまい、失敗に終わりました。
スパイスとブイヨンの探求
ブイヨンも手作り。 肉屋さんから牛骨や鶏がらを仕入れ、玉ねぎや野菜、果物、スパイスなどと一緒にコトコト煮込みます。 果物やお野菜は捨てずにミキサーにかけ、カレーのとろみを出すのに使うことにしました。
皆に食べてもらいながら、もっとコクを!もっと旨味を!と指令を受けつつ、ついに欧風ビーフカレーが完成しました。 そのため、欧風カレーには驚くほど多くの材料が入っているのです。たとえば、いちごジャムが入っています…。
5種類のレトルトカレーが誕生
田ぐりレトルトカレーは現在5種類。
欧風ビーフ、インドチキン、タイポーク、トマト、おこさま。(レトルト化する前には和風豆があったのですが、レトルトにすると風味が消えてしまって商品化に至らず)
とにかく、一番苦労したのは欧風ビーフです。生みの苦しみというのでしょうか? 欧風ビーフが完成するころには、ブイヨンもあるし、スパイスの知識もある程度ついていたし、いろんな種類のカレーがあることも食べて体験していましたので、あとは比較的スムーズに開発できました。
クミンやマスタードの香りを生かして、塩が決めてのインドカレー。ココナッツミルクを使う全く別物のタイカレーまで完成!
ちょっと毛並みが違うのがトマトカレー。
こちらは、(株)とまと博の藤川さんと共同開発しました。会社名にちなんでトマトカレーを!ということで、今度は藤川さんが3か月ほど毎日カレー作り。笑 私は試食して話し合う係。近所のインドカレー屋さん「パルカス」のトマトスープが絶品で、二人で食べて唸りました。非の打ちどころがない美味しさ。書いているうちにまた食べたくなる美味しさ。このスープのようなトマトカレーを作るように!との指令が、、、。何回も何回も色々な材料や方法で試しました。
そして、ようやく完成!一番作るのが難しいのもトマトカレーなのです。とにかく使うトマトの量が半端ない。使うトマト缶の種類によって、また、このトマトの水煮をいかに炒めるかによって味が全然変わってしまうのです。まばゆいオレンジ色に炒めて作ったトマトカレーはそのままパクパク食べ続けてしまうほど美味しいのです。
パスタにもできるという逸品です。
そして長い年月が経ち、つい最近になって開発されたのが「おこさまカレー」です。
前に一度、キーマキッズカレーを開発していて、こちらが一番好き!という方もいたのですが、甘いのだけど、ちょっぴり辛いので小さなお子様だと食べられない問題発生。 小さい時から本物の味を知ってほしい!という想いで創りました。
ブイヨンももちろん使っています。そして、辛くない本物のカレー粉使用。お肉は食べやすいように合いびきミンチにしています。作り方には手抜きなし! 辛いのがなかなか食べられない大人の方にも満足いただけます。
私としては小さなお子様にこそ、このカレーを食べてほしい。舌を肥やしてほしい。体に良いスパイスで健康になってほしい。 人間の味覚は子供の時に何を食べたかで決まるのだ!と声を大にして言いたいです!
レトルトカレー 一覧
欧風ビーフカレー
代々受け継がれてきた田ぐり庵のオリジナルカレーです。6時間煮込むことでカレーの中に牛肉の旨味を閉じ込めました。
インドチキンカレー
マスタードとクミンの粒スパイスの香りがプチプチと お口の中で広がる薬膳カレー。チキンとじゃがいものシンプルな具材の大人気商品。
タイポークカレー
タイ滞在歴の長かったお客様から「ここのが一番!」と お墨付きをもらったタイレッド。豚肉と竹の子がたっぷり入った激辛カレーです。
トマトカレー
美肌効果があり、風邪予防にも良い、栄養たっぷりの トマトを使ったヘルシーなカレーです。 リコピン効果で、元気ピンピン!
おこさまカレー
子供も食べれるカレーを!の要望に応えて作った甘口のカレー。口当たりまろやかなカレーで、小さなお子様にピッタリです!
カレーのセット
5種のカレーを食べ比べできるカレーセット!
常温保存が可能で、プレゼントにも常備惣菜としても活用できます!
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スタッフが選んだ人気ランキング
インドカレー

マスタードとクミンの粒スパイスの香りがプチプチと お口の中で広がる薬膳カレー。チキンとじゃがいものシンプルな具材でご飯にもナンにも合う本場インドの味です。 胃腸が弱っている時にオススメです。
タイカレー

タイ滞在歴の長かったお客様から「ここのが一番!」と お墨付きをもらったタイレッド。豚肉と竹の子がたっぷり入った激辛カレーです。 独特の調味料カピの風味がクセになります。
欧風カレー

代々受け継がれてきた田ぐり庵のオリジナルカレーです。6時間煮込むことでカレーの中に牛肉の旨味を閉じ込めました。 独自のスパイス配合と自家製ブイヨンで香り高く旨味の深いカレーに仕上げています。
今月のスタッフカレーエピソード
長井美鈴のイチオシカレーは「インドチキンカレー」
田ぐり庵はレトルトカレーが開発される前から冷凍でカレー商品が売り出されました。
だから長い歴史があるんです。数種ある中で私がはまったのはこのインドカレー。別名薬膳カレー。クミンのプチンプチンする食感も心地いいしスパイシーさがたまらない。
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よくある質問
田ぐり庵のカレーは、オンラインショップで購入できます。また、店舗でも販売している場合がありますので、詳しくは公式ウェブサイトをご確認ください。
田ぐり庵のカレーは、手作りのブイヨンと厳選したスパイスを使用して作られています。じっくり煮込んで、素材の旨味を最大限に引き出す手間暇かけたレシピです。
現在、田ぐり庵のカレーには以下の5種類があります
・欧風ビーフカレー
・インドチキンカレー
・タイポークカレー
・トマトカレー
・おこさまカレー
カレーの辛さは種類によって異なります。例えば、インドチキンカレーはややスパイシーですが、おこさまカレーは辛さを控えめにしており、お子様でも楽しめる味に仕上げています。
田ぐり庵のレトルトカレーは常温保存が可能です。開封前は直射日光を避け、涼しい場所に保管してください。開封後は冷蔵庫で保存し、早めにお召し上がりください。
田ぐり庵のカレーには、乳製品、ナッツ、鶏肉、牛肉などのアレルギー成分が含まれる場合があります。詳しい成分やアレルギー情報は、商品詳細ページ、または通販サイトでご確認ください。
田ぐり庵のオンラインショップでご注文いただいた場合、通常は2~5営業日以内にお届けします。ただし、地域や注文状況によって異なる場合がありますので、詳細は配送確認ページでご確認ください。
はい、田ぐり庵のカレーはギフトとしても人気です。ギフトラッピングやのし対応も可能です。お気軽にご相談ください。