寡黙な発想屋。ナガマツです。
日本人として絶対に忘れることのできない未曾有の災害から今日で八年が経ちます。
2011年3月11日14時46分。
テレビが映し出す地獄のような風景、津波の激烈な凄まじさに震え涙が止まらなかった事を思い出します。
今日も14時46分。僕も同じように沢山の人々が鎮魂の思いを込めて手を合わせ祈るのでしょう。
いつ何時、起こり得るかもしれない天災、自分が今生きていることも奇跡。
2011年 私の妻のお腹に命が宿り、一つの命が五体満足で健康にこの世に生まれるという奇跡がありました。
そんな喪失と誕生の時間の中。私の中で生命に対する深い畏敬の気持が芽生えました。
自分は人としてどう在ろうか・・・どう生きていこうか・・・
そんなことを真剣に考えたのは生まれて初めてだったと思います。
誠実であろう、良心的であろう、後悔しないために。
日本の観測史上、最大の震災のあった平成ももうすぐ終わります。
しかし311の記憶は娘の成長とともに決して忘れることなく手を合わせ最良の日々を祈ります。