寡黙な発想屋 ナガマツです。
昨夜は十五夜。中秋の名月でした。仕事の帰り、ふと、目に入る美しい月。
綺麗だなぁ。癒されるなぁ・・そんな、風情で家に辿り着くと
「今日は十五夜だから、団子も買ってこようと思って買い物でたんだけど、買うの忘れて来たのよ!ちょっと、買ってきてくれない!?」
と、サザエさんが帰宅したばかりのマスオさんに頼んできました。
全く、団子なしでお月さんだけ眺めれば良いじゃないか?
そう言って、ふと気づく。我が家には花より団子娘がおり、当然、月より団子娘であるわけで、X=Y 花=月 明快な方程式が成り立つのです。
「おかえり!父ちゃん!団子買ってきて!」
しかし、なぜ、こんなにも人は月に魅かれるのでしょう。
太古の昔、月は地球の一部であったという説があります。
原始の地球に惑星が衝突し、その時にえぐり取られた地球のかけらが月になったといいます。
ある意味、故郷みたいなものなのかな。
だから、こんなにも月が愛おしく感じるのかもしれません。
古代から日本人は月を愛で酒を酌み交わし、豊穣を祈り、豊穣に感謝しました。
私も、この豊かで平和な国に生まれた幸福に感謝し、甘い団子をほおばりました。
どこの団子も売り切れで、スーパー三軒はしごして手に入れた美味しい団子を・・・